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人食いバクテリアaeromonas hydrophila,再び…

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photo credit: Nathan Reading via photo pin cc

先日,下痢の患者さんの便から人食いバクテリアが検出されたという記事を書きましたが,つい先日,今度は別の患者さんからもaeromonas hydrophilaが検出されました.

38歳男性.
1週間ほど前から肛門が腫れて痛み,徐々に痛みが強くなってきて,受診日当日になって膿が出たため来院.
問診と診察所見から,下痢→肛門陰窩(いんか)炎→肛門周囲膿瘍(のうよう)→痔瘻(じろう)になったと診断.
で,痔瘻から出てくる膿を検査センターに送ったところ人食いバクテリアが検出されたという次第.

しかし今度の患者さんは金魚も飼ってないし慢性下痢が持続しているわけでもなく,いつ人食いバクテリアに感染したかが不明.
前回と違うのは人食いバクテリアが腸管内にとどまらず軟部組織内に侵入している点.

TVで放映された足を切断された女性はまさしく菌が軟部組織に感染し炎症が広がった結果壊疽性筋膜炎になったと考えられますが,今回のケースも一歩間違えば肛門周囲の壊疽性筋膜炎(フルニエ症候群)になってもおかしくないようなケース.
そうならずに済んだのは単純に運がよかったんでしょうな.

もちろん抗生剤(クラビット)を処方して症状はすでに改善済.
それにしてもこの短期間に2名もaeromonas hydrophilaに感染した患者さんが来院されるとは…

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