【2023年】WordPress対応おすすめレンタルサーバー6選【徹底比較】

これからWordPressでブログを始めようとお考えのあなた!

WordPress自体は WordPress.com でも使えます.
しかし,WordPress.comではプラグインを導入できないなどの制限があり,せっかくのWordPressの機能を十分活かすことができません.

WordPressの機能を使いこなすためには,レンタルサーバーの利用が必須です.

レンタルサーバーは様々なサービスがあり,各レンタルサーバー会社ごとに料金や容量・性能が異なるため,WordPressを始めるなら目的に合わせて適切なレンタルサーバーを選ぶことが大切です.

本記事では,これからWordPressを始めようと考えている方向けに,おすすめなレンタルサーバーを厳選して紹介します.

本記事は以下のような方におすすめです

・これからWordPressを始めようと考えている方
・どのレンタルサーバーを選んでいいかよく分からない方
・大手のレンタルサーバーを比較検討したい方

それでは,どうぞ!

目次

WordPressにおすすめのレンタルサーバー6選・比較一覧

レンタルサーバーは国内で100社近くありますが,その中でも現在人気のある,おすすめのWordPress向けレンタルサーバーを6つ,比較してまとめました.

スクロールできます
サーバープラン初期費用月額費用ディスク容量独自ドメイン無料マルチドメインデータベース(MySQL)リソース保証簡単インストール簡単移行無料独自SSL自動バックアップその他
エックスサーバースタンダード無料990円300GB2無制限無制限お試し10日間無料
プレミアム無料1980円400GB2無制限無制限お試し10日間無料
シン・レンタルサーバーベーシック無料770円300GB1無制限無制限なしお試し10日間無料
スタンダード無料1540円400GB1無制限無制限なしお試し10日間無料
リザーブド・ベーシック無料968円300GB1無制限無制限お試し10日間無料
リザーブド・スタンダード無料2068円400GB1無制限無制限お試し10日間無料
ConoHa WINGベーシック無料1452円300GB2無制限無制限なし
スタンダード無料2904円400GB2無制限無制限なし
ロリポップ!ライト無料220円200GBなし1001なしなしお試し10日間無料
ベーシック無料550円400GB1無制限無制限なしお試し10日間無料
エンタープライズ無料2200円1.2TB1無制限無制限なしお試し10日間無料
ABLENETライト無料830円300GB1無制限無制限なしなしお試し10日間無料
スタンダード無料1320円400GB1無制限無制限なしなしお試し10日間無料
プレミアム無料3170円500GB1無制限無制限なしなしお試し10日間無料
さくらスタンダード無料425円300GB020050なしなしなしお試し2週間無料
プレミアム無料900円400GB0300100なしなしなしお試し2週間無料
月額費用は契約期間等により変動することがあり,表中には最も安くなる場合を記載してあります.
各社キャンペーン等も実施していますので,詳細は各社サイトをご覧ください.

どのレンタルサーバーも複数のプランがありますが,通常は基本的なプランで十分です.
(ロリポップ!のライトプランはやや癖があるため,ベーシックプラン以上を選ぶ方がよろしいかと)

エックスサーバー

エックスサーバーは,エックスサーバー株式会社が運営する高性能レンタルサーバーです.

エックスサーバーの長所

・国内シェアNo.1の実績
・サーバー速度もNo.1
・長年の運営実績があり安定している(2003年〜)
・WordPress簡単セットアップ機能あり(WordPressクイックスタート機能)
・無料ドメイン2個
・他ユーザーの影響を受けない『リソース保証』
・『XPageSpeed』でGoogle PageSpeed Insightsのスコア値が最大264%向上する(SEO対策)
・プランのアップグレードが可能

エックスサーバーの短所

・管理画面が2つある(Xserverアカウントとサーバーパネルの2つ)ので慣れないと混乱する(しました)
・価格がやや高め

『リソース保証』とは,サーバーのCPUとメモリ(リソース)をユーザーに一定数まで確保してくれることです.
エックスサーバーは『リソース保証あり』なので,同じサーバーにPV数の多い他のサイトがあってサーバーの処理がそちらに傾いても,自分のサイトの表示速度などに影響が出ません.←実はこれってものすごいことです!

『多少コストがかかっても』
10万PV以上のサイトを目指す
サーバーの安定性を重要視する
SEO対策でサイトの表示速度は少しでも速い方がいい

などの場合はエックスサーバーを選べば間違いありません.

エックスサーバーはときどきキャンペーンで格安になることがあります.
タイミングがあえばとてもお得に利用できますよ!

最も安価なスタンダードプランでも,通常のウェブサイトやブログなどには十分なサーバースペックです.

逆にコスト重視で小規模なサイトを運営するだけならやや割高な感じもするため,他のサーバーでもいいかもしれません.(シン・レンタルサーバーとか)

シン・レンタルサーバー

エックスサーバーのシステムをベースに,最新技術を導入したレンタルサーバーです.

シン・レンタルサーバーの長所

・エックスサーバーがベースなので,サーバー速度は国内最速
・さらに価格もエックスサーバーより安く設定されているためコスパNo.1
・エックスサーバーと同じ機能が使える
・エックスサーバーにさらに革新的な機能が導入されている(速度面などで勝る)
・『XPageSpeed』でGoogle PageSpeed Insightsのスコア値が最大264%向上する(SEO対策)
・プランのアップグレードが可能

シン・レンタルサーバーの短所

・エックスサーバーと同じ管理画面(長所ともいえるし短所とも)
・エックスサーバーと比較するとやや安定性に欠ける(かも)
・通常プランは『リソース保証』なし(リザーブドプランは保証あり)
・無料独自ドメインが1個のため,複数ブログ運用する場合は独自ドメインを別に取得する必要がある

安定性を求めるなら『エックスサーバー』,コスパを求めるなら『シン・レンタルサーバー』といった棲み分けでしょうか.

エックスサーバーとの一番の違いは,通常プランには『リソース保証なし』ということ.
同じサーバーにPV数の多い他のサイトがあった場合,サーバーの処理がそちらに傾き,自分のサイトの表示速度などに影響が出る,かもしれません.

リザーブドプランには『リソース保証』がありますが,確保されるCPUとメモリが本家エックスサーバーより少なくなるため,リソース保証を求めるなら素直にエックスサーバーにした方がよさそうです.

なるべくコスパのいいレンタルサーバーを使いたい
さすがに10万PVまでは目指さない
SEO対策でサイトの表示速度は少しでも速い方がいい
安定性よりコスパ重視

という場合は,シン・レンタルサーバーが選択肢になります.

また無料独自ドメインが1個だけなので,(別ドメインで)複数のブログを運営するならエックスサーバーを選んだ方が幸せになれるかもしれません.

キャンペーン期間中に契約するととてもお得になることも!

最も安価なベーシックプランでも,通常のウェブサイトやブログなどには十分なサーバースペックです.

ConoHa WING

こちらも国内最速をうたったレンタルサーバーです(各社独自の調査のため『最速』が複数あります)

ConoHaWINGの長所

・ベーシックプランはエックスサーバーのスタンダードプランより安い
・管理画面がシンプルで初心者にも分かりやすい
・WordPress簡単セットアップ機能あり
・無料ドメインが2個使える
・プラン変更可能(だけどスタンダードプラン以上は高すぎて実質ベーシック一択)
・10年の運営実績(2013年〜)

ConoHaWINGの短所

・ベーシックプラン以外は高すぎて選択肢に入らない
・リソース保証なし(リザーブドプランならリソース保証あり)

サーバーの安定性・速度なども重視しつつ,複数ブログを運営を考えている,コスパも重要ならConoHaWINGが選択肢に挙がってきます.

競合相手はシン・レンタルサーバーのベーシックプラン.

価格的にはシン・レンタルサーバーの方が圧倒的に安いですが,ConoHaWINGは無料ドメインを2個使えるのが魅力.

なんですが,利点がそれだけならシン・レンタルサーバーに独自ドメインを別に取った方が価格的には安くなりますので一考の余地ありです.

リザーブドプランを選べば『リソース保証』も付きますが,保証されるリソース(CPU,メモリ)が価格に比して貧弱なため,あえてConoHaWINGのリザーブドプランを選ぶ必要はなさそうです.
ConoHaWINGのリザーブドプランを選ぶぐらいなら,シン・レンタルサーバーのリザーブドプランを選ぶか,初めからエックスサーバーを選ぶのがよろしいかと.

コスト重視なら『ConoHaWING』と『シン・レンタルサーバー』『エックスサーバー』のキャンペーン実施期間や内容をみて選ぶのもいいかもしれません.

ロリポップ!

価格重視・コスパ重視ならロリポップ!でしょうか.

ロリポップ!の長所

・国内シェアが2位
・なんといっても価格が安い
・無料ドメイン1個
・WordPress簡単インストール機能あり(WordPress同時セットアップ)
・管理画面が分かりやすい
・運営実績が長い(2001年〜)
・プランのアップグレードが可能

ロリポップ!の短所

・無料ドメインは別サイト『ムームードメイン』で管理するため,若干手間がかかる
・最安値のライトプランはデータベースが1個しか作れず,無料ドメインももらえない
・無料ドメインがもらえるのはベーシックプラン以上
・無料ドメインが1個のため複数ブログ運営するなら独自ドメインを別に取得する必要がある

エコノミープランはデータベースを作れないためWordPressは使えない=静的サイト(HTML)のみ可のため,WordPressを使うならライトプラン以上.

ライトプランでもブログの運営は可能ですが,データベースを1個しか作れないため複数ブログの運営には向いていません(不可能ではない).ドメインも別に取らないといけないため,初心者にはややハードルが高いかもしれません.

というわけで,ロリポップ!で選ぶならベーシックプランがおすすめ.

ロリポップ!は長期契約ほど安くなるため,初めから3年契約を選ぶのがおすすめです.

キャンペーン期間中の『シン・レンタルサーバーのベーシックプラン』が,『ロリポップ!のベーシックプラン』より安いため,キャンペーン期間中ならシン・レンタルサーバー,キャンペーン期間が終わっていればロリポップ!

ABLENETレンタルサーバー

ABLENETレンタルサーバーは,K&K Corporationが運営する高性能レンタルサーバーです.

ABLENETレンタルサーバーの長所

・25年以上の長年の運営実績があり安定している
・高速軽量のLiteSpeedを採用し,WordPressの高速化に対応
・2023年3月から新共用サーバーの提供を開始
・バックボーンは国内最大級
・転送量無制限
・サーバー稼働率99.99%以上の安定稼働
・WordPress簡単インストール機能あり
・年払い契約で対象ドメイン無料
・半年払い,年払いでお得になる

ABLENETレンタルサーバーの短所

・サポートがメールのみ(電話やチャットによるサポートがない)なため急なトラブルに対応できない
・無料ドメインが1個のみ
・無料ドメインは年契約でないと使えない
・他サーバーからの簡単移行機能が提供されていない

メールサポートのみで構わないという方は,あまり問題にならないかも.

生まれ変わったABLENETレンタルサーバーは低価格なのに高機能,
転送量無制限の高パフォーマンスなサーバーが利用できます.

最も安価なライトプランで,月額800円ちょっと(年払いの場合).
通常の個人ブログであればライトプランで問題ありません.
一方,企業サイトや複数ブログをガンガン運営する場合はスタンダードプランがおすすめです.

無料ドメインは年払いの場合に限られるため,支払いは年払い一択でしょう.
それでも使えるドメインは1個だけのため,(別ドメインで)複数ブログを運営するなら他サーバーとの比較検討になると思います.

一方,複数ブログを運営するつもりだけどサブドメインで運用するため問題ない,という場合は十分選択肢になり得ます.

 

エックスサーバーやシン・レンタルサーバーなどがキャンペーン中の場合は,価格を比較してみましょう.

さくらのレンタルサーバー

最老舗のレンタルサーバー.

さくらのレンタルサーバーの長所

・国内シェア3位
・最老舗,長年の運営実績あり(1996年〜)

さくらのレンタルサーバー短所

・無料ドメインなし
・WordPress簡単インストール機能がない
・プランのアップグレードができない

ライトプランは静的サイトのみ可能で,WordPressは使えないため,必然的にスタンダードプラン以上から選ぶことになります.

ドメインの価格はドメインの種類や会社で若干異なりますが,.comであれば年間1500円程度です.
別途ドメインを取得・維持することを考えると『さくらのレンタルサーバーのスタンダードプラン』よりも『ロリポップ!のベーシックプラン』の方が安くなるため,さくらのレンタルサーバーに価格的なアドバンテージはありません.

またWordPressの同時セットアップ機能がなく,自分でWordPressをインストールしないといけないため,初心者にとって若干ハードルが高い点もマイナスポイントです.

さくらのレンタルサーバーを使うなら,スタンダードプランを選べば問題ありません.
(他のレンタルサーバーと違ってプランのアップグレードができないため,生涯スタンダードプランを貫きましょう)

一応,最老舗なので第5候補に挙げましたが,最老舗のくせに痒いところに手が届かない数々の仕様はちょっとどうかと思います.

がんばれ,さくらのレンタルサーバー.超がんばれ!笑

まとめ

安定性重視,業務用サイトを構築したり将来的に本格的なサイトを運営するつもりなら
 エックスサーバー

 

コスト重視なら
 ロリポップ!もしくはシン・レンタルサーバー

 

複数ブログを運営する,コスト・安定性の二兎を追うなら
 ConoHa WING

といったところでしょうか.

ちなみに本サイトは,以前はロリポップ!ライトプランを利用していましたが,2年前にエックスサーバーのスタンダードプランに変更・サーバー移転しました.

最後までお読みいただき,ありがとうございました.
この記事が少しでもみなさんのお役に立てたら幸いです.

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